◎これも、文庫本でしょう。「「字林大全」「江戸時代の辞書です。和綴本で浪速書肆にて刷られ、天明4年に刊行(1784年)です。いったい発行部数は如何ほどだったのでしょうか。知りたい所です。分かることなら、歴代の所有者だって・・・・。
◎マメ本屋セット「洋酒マメ天国」は昭和42年6月より毎月1冊発行、3冊美箱入りで頒布されました。ウイスキーのサントリーのユーザーサービスです!。各冊定価100円、ワインレッド色ビニール装ハードカヴァ、柳原良平イラスト紙カバー3冊セットごとに、ワインカラーのミニ・ボックス入り。配本ごとにエッセイ4〜5名掲載の4ページ月報も四折りにして添付。月報には全巻が納まるミニ書棚も1200円にて予約販売されました。各冊100ページ前後ですけれど、全巻を並べると楽しいセットです。  以下、刊行順(番号順)に羅列してみましょう。[ ]は挿絵です。

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( 1)ウイスキー,編集部[柳原良平]S42,6
(13)我輩の酒飲み作法,柴田錬三郎[柳原良平]S42,7
(25)酒の診察室,木崎国嘉[長尾みのる]S42,8
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( 2)続ウイスキー,開高健[柳原良平]S42,9
(14)男の服装劇場,石津謙介[穂積和夫]S42,10
(26)美女とり物語,秋山庄太郎[秋山庄太郎]S42,11
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( 3)ブランデー,編集部[柳原良平]S42,12
(15)酒の立見席,戸板康二,[吉田千秋]S43,1
(27)架空会見記,池島心平[和田誠]S43,2
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( 4)ビール,編集部[柳原良平]S43,3
(16)わが酒菜のうた,辻勲[山下勇三・東条忠義]S43,4
(28)私設名画座,古波蔵保好[永島一朗]S43,5
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( 5)ワイン,編集部[柳原良平]S43,8
(17)おつまみ読本,草野心平,[磯田尚夫]S43,9
(29)NUDEのカクテル,渋澤龍彦[稲村隆正・秋山庄太郎・中村正也・細江英公・篠山紀信]S43,10
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( 6)カクテル,編集部,[柳原良平]S43,11
(18)蒐集家の散歩道,植草甚一[植草甚一]S43,12
(30)巷説百人一首,池田弥三郎[風間完]S44,1
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( 7)ジン・ウォッカ,編集部[柳原良平]S44,2
(19)サントリー談話室,小林勇[矢島功]S44,3
(31)酒専科・女専科,バージル・パーチ[一口マンガ]S44,4
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( 8)続・ビール,編集部,[柳原良平]S44,5
(20)エチケットの稀本,高橋義孝[]S44,6
(32)ポーノトピア,野坂昭如[横尾忠則]S44,7
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( 9)ワイン・シャンパン,編集部[柳原良平]S44,8
(21)酒楽笑辞典,江國滋[湯村輝彦]S44,9
(33)悪女の画廊,種村季弘[金子國義]S44,10
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(10)洋酒掌辞典,編集部[柳原良平]S44,11
(22)色好み女歳時記,楠本謙吉[マダム・マサコ]S44,12
(34)ケッ作美術館,杉浦幸男[杉浦幸男]S45,1
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(11)洋酒掌辞典,編集部[柳原良平]S45,2
(23)演歌ばらえ亭,永六輔[長尾みのる]S45,3
(35)魚・鳥・虫ノート,那須良輔[那須良輔]S45,4
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(12)ラム・リキュール,編集部[柳原良平]S45,5
(24)乾杯博物館,伊丹十三[]S45,6
(36)八方美人プラス14,和田誠[和田誠]S45,7
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◎角川文庫のNO22、田部重治「峠と高原」の初版(昭和25年)と八版(28年)を並べてみましょう。商品番号、どちらも本には22と印字ありますが、八版の帯には何故か24と大きく印字あります。表紙をひらくと、初版にある口絵写真が後版にはありません。奥付ですが、後版では住所に移転があったようです。
◎ヘッセ「知と愛(ナルチスとゴドムント)」講談社文庫に別タイトルありました。「知と愛(ナルチスト ゴドムント)」です。この紙カヴァの下では「知と愛(ナルチスとゴドムント)」になってます。昭和52年刊の三刷ですが、二刷はどうでしたか。
◎一昔前の文庫は下帯にハトロン紙の態でしたね。最近の文庫はどれも、カラー紙カバーの装丁になりました。創元推理文庫215「カジノ殺人事件」ヴァン・ダインは、ちょうど過渡期にあたっていたようです。これ1960年刊行ですが、その初版の紙カバーを取ると、その下にちゃんと、ハトロン紙にくるまれた下帯もありました。新刊がカバー付きになった時、在庫分も一斉にカバー付けたんでしょうね。捨てちゃうの、もったいないから、付けたままにしといたのかしら。
◎新潮文庫の復刊第十一編に千葉亀雄「現代世界文学概観」あります。昭和8年に復刊された文庫の第十一編ですが4月10日発行です。巻末の既刊聰目録にはデルマー「バツド・ガール」牧逸馬訳、江戸川乱歩「蠢く触手」、岡本一平「漫画漫文・人の一生」、近藤浩一路「漫画・我輩は猫である」、「坊つちゃん」などと、当時よりのエンターティメント志向が偲ばれますが、これも、手元の再版本が昭和14年発行の23版であったからです。ところで、その昭和14年ですが、当時は果たして、まだ閏年なんて無かったのかしら。よく確認してみませんか。
◎最近では、個人全集の文庫化が盛んですが、戦後まもなくに、文庫本サイズの『西鶴全集』 (正宗敦夫校訂)ありました。
第四巻 男色大鑑・懐硯             昭和21年6月10日
第五巻 日本永代蔵・武道傳來記         昭和21年6月10日
第六巻 武家義理物語・新可笑記         昭和22年7月25日
第七巻 一目玉鉾・世間胸算用・西鶴置土産    昭和21年6月10日
第八巻 西鶴織留・西鶴俗つれづれ・萬の文反古  昭和21年3月10日
    西鶴名残之友(昭和三年初版第十一巻に収録
           刊行当時、原本未確認作品の
           原本二、五巻発見による再収
           録と解説文あり。)
奥付を確認してたら、第五卷が第八卷と誤記でした。ところどころ、小口アンカットのシンプル な装丁です。それぞれ、10,000部発行ですから、当時はポピュラーだったんでしょうね。
◎早川書房のミステリーシリーズNO222「夢遊病者の姪」、E・S・ガードナー、の奥付には昭和35年6月25日4版発行、定価150円とあります。しかし裏表紙内にも発行年月日が刷られてあり、こちらは昭和34年7月30日3版印刷発行、定価150円とあります。2つの刊行年月日です。刊行当初の他のポケミスを調べてみたら、奥付に刊行年月日なくて、裏表紙のみに印してあります。つまり、奥付刊行年月日になった折に旧表紙をそのまま再利用したようです。定価が未変更でよかったですね。

◎昭和24年6月より角川文庫、発刊当時はB6判でした。現在の文庫サイズ(昭和25年6月より)A6判ですから、ひとまわり大きい。No508『風流艶魔傳・他五篇』幸田露伴。何故か表紙の社名《角川文庫》の<角>の字ですが 中心線が〔ク+用〕です。背表紙内表紙、奥付は普通の<角>の字ですから、 社名の異字混在、なにか変です。
スメラ民文庫>世界創造社、昭和16年8月15日発行、一冊、2円ですがセットもので、ボール紙製スリップケースに入った5冊もので価格10円です。 セット内容
巻末/すめら民文庫・内容目次にて5巻のセット内容、第1セット第2セット第3セット第4セット第5セットも知れます。
箱背には(スメラ民文庫趣意)も見てとれます。
文庫発刊の辞って、名辞、迷辞、色々あって、各社おもしろいですね。
<スメラ民文庫>各冊の体裁はアテネ文庫のような薄手タイプ。白地表紙、上下に太赤線です。


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