西村みゆきの『針のない時計』が昭和34年9月に第2回・中央公論社・女流新人賞を授賞。『婦人公論』11月号にこの小説が掲載されました。ところが発売翌日の10月8日、フォークナーの作品と同じ描写があると読者から中央公論社に電話にて告発があった。調べてみると西川正身・滝口直太郎共訳『サンクチュアリ』によく似ている部分が数カ所ある。当選は取消され、南部きみ子『流氷の街』が繰上げ当選した。(授賞作品リスト
荒地出版社より刊行の西村みゆき短編集『眠らないの、眠れないの』があり当該作品も掲載された。

ちなみに目次は
針のない時計 
母の家  53
祈祷   85
眠れないの眠らないの 127
*あとがき    185


<著者略歴> 武智鉄二と結婚、半年にて離婚後の受賞。

別冊新評「裸の文壇史」’73年SPRING/昭和48年5月10日発行 日本文壇「盗作」ノート全記録 有沢廉三。


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