本と遊ぶの記事
2009年 4月 11日 (土)

本のリコールとは その6 『志賀直哉全集』と交換の申込み葉書


a5_sig3.gif
 リコールと訂正案内、どちらにするか、出版社の事情は色々です。『志賀直哉全集』岩波書店(昭和49年刊)の別巻には二っ折の紙片がありました、既配本、全14巻にわたる「志賀直哉全集」『正誤表』です。特に....

本のリコールとは その5 三島由紀夫選集『真夏の死』と収録内容の誤り


a5_ms1.gif
 三島由紀夫選集に挟まっていたのは、第11巻『真夏の死』(昭和33年刊)には「収録内容に誤りがあり、直ちに発売を中止し、・・・改定版『真夏の死』を刊行いたしました。」とのことで、取り替えのお知らせで....

本のリコールとは その4 「五味川純平著作集」と製本機械の故障


a4_gom1.gif
 「五味川純平著作集」三一書房(1984年)には、二つ折の一文が挟まっておりました。「製本機械の故障にて生じた不良の製本『第18巻』の回収」の知らせです。こちらはリコールでした。

本のリコールとは その3 「デフォ」とページの入れ替わり


a3_sin2.gif
 新集・世界の文学(2)「デフォ」中央公論社(昭和46年)では紙片2枚が挟んでありました。1枚はご案内で、『前回の配本で42ページと382ページの入れ替わった誤綴じがあり、別紙の2つのページをまるごと、貼付....

本のリコールとは その2  阿佐田哲也「ギャンブル人生論」のおまけ


a2_as1.gif
 阿佐田哲也「けいせい出版(昭和55年12月)にも、発売当時の小紙片が挟んでありました。
「編集部のミスにより『雀ゴロ人生に哀歓あり』が2ヶ所に載っております。」ということです。こちらは特に作業の手....

本のリコールとは その1 「芥川龍之介」と「芥川龍之助」


a1_b1i.gif
 雑誌「文藝」昭和29年6月の初夏創作特集号です。ページの間に、発売当時のままに小紙片が挟まってありました。誤植のお知らせです。目次を開くとあきらかですが、大活字で中村真一郎「芥川龍之助」となって....



RSS

Ringworld